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女性のための栄養
でも、栄養をバランスよく摂ることで、カラダに本来の働きが戻ります。
女性のホルモンのバランスを保つためにも、キレイな肌をつくるためにも、栄養補給を大切に。

管理栄養士
有限会社スタジオ食(くう)代表
肌荒れに効くビタミン・ミネラル
きちんと肌のお手入れをしているのに、肌の調子が悪いとき。あなたの肌荒れはどこからきているのでしょうか。
不規則な生活リズム、ストレス、PMS(月経前症候群)、ビタミン・ミネラル不足・・・。
その原因を探しながら、いつもの食生活を変えるだけで、カラダの内側から美肌づくりを始めることができます。
●肌荒れ対策1:にきびや吹き出物にビタミンB群
にきびや吹き出物の予防のために、必要な成分をみていきましょう。
皮膚や粘膜の健康を維持するためのビタミンB2やB6、それらのビタミンの働きを助けるナイアシンは、肌荒れの強い味方になります。
PMS(月経症前候群)の時期にできる吹き出物にはビタミンB6を。
精神的ストレスの多い人は、ストレスにきびの予防にパントテン酸を摂りましょう。
PMSってなに? »

ビタミンB群は相互作用があるので、ひとつひとつ摂るよりも、まとめて摂ることが大切です。
ビタミンB群を摂れる、肉、魚が主になるおかずをしっかり食べましょう。
肌荒れ対策2:美肌には、やっぱりビタミンC
ビタミンCといえば美肌、と女性ならすぐに思い浮かぶはず。一方、肌の大敵ともいえるタバコや紫外線、ストレス。
これらは私たちのカラダを酸化させ、ダメージを与える活性酸素を発生させるといわれています。
ビタミンCは身代わりになって酸化されることで、私たちのカラダを守ってくれるのです。
コラーゲンの合成にも関わり、肌のハリをつくるのに必須です。
しかし、ビタミンCは水溶性なので、カラダに溜めておくことができず、消耗する量も多いのが特徴です。
ブロッコリー、カブや大根の葉、コマツナ、パプリカなどから、毎回の食事で摂っていきましょう。
また、美肌には、赤いトマトに含まれるリコピンもいいでしょう。
肌荒れ対策3:早めの抗酸化対策を
ビタミンCと並ぶ、もうひとつの抗酸化ビタミンといえば、ビタミンEです。 細胞膜の酸化を防ぐために、ビタミンCとビタミンEは、互いに補いながらチカラを発揮します。 このビタミンEと同じような働きをするのが、抗酸化ミネラルのセレン。 肌老化の原因となる活性酸素を抑えてくれるので、しみの改善や予防になります。 ワカサギ、イワシ、ホタテ貝、カキ、タラなどの魚介類に多く含まれ、なべ料理にすると吸収率がアップします。 仕事で忙しい年代の女性に、積極的に取り入れてほしい栄養素です。