- トップページ
- 基礎体温とカラダの悩み
- PMSとは?
- PMSセルフケア(PMSを改善する生活習慣)
監修:対馬ルリ子
医療法人社団フィーメールガーデン 理事長
女性ライフクリニック銀座 院長
医療法人社団フィーメールガーデン 理事長
女性ライフクリニック銀座 院長
PMSセルフケア(PMSを改善する生活習慣)
●PMSを改善する生活習慣を
PMS(月経前症候群)の症状は、ライフスタイルも深くかかわっています。 不調の時期には、小さなケアのつみ重ねが大切です。 カラダからのメッセージを聞いて、あなたが持っている治癒力を引き出していきましょう。
食 事
● 朝食を抜かない 朝食を抜くとイライラしたり、眠気を感じたり症状が悪化します。 1日3食、バランスの良い食事をこころがけるのが基本です。 忙しいときは軽食を用意しておくといいでしょう。 |
● 玄米を主食にする ビタミンとミネラルを豊富に含む「玄米」。 食物繊維は白米の6倍です。 便秘解消のほかにも、体内の余分なコレステロールや糖分を排出する手助けをしてくれます。 |
● ビタミン、ミネラルを補給する PMSの症状の緩和にはビタミン、ミネラルの摂取が効果的です。 普段から十分な栄養が取れていないと感じる人はビタミンB6、ビタミンE、マグネシウム、カルシウムなどをサプリメントやドリンクで補給することもおすすめです。 |
● 甘いものを控える イライラするとチョコレートやケーキ、お菓子などを食べたくなりがち。 砂糖を使った甘いものは急激に血糖値を上下させるので、ビタミン、ミネラルを消耗し、イライラの原因に。 |
運 動
● カラダを動かしリフレッシュ ウォーキングやストレッチなど、カラダを内側から温める運動を習慣化すると、自律神経が整ってきます。 気分もすっきりし、血流が良くなるのでむくみ解消にもなります。 |
● 骨盤のゆがみをとる 骨盤のゆがみは周辺の血流を悪くさせます。 卵巣機能も低下し、ホルモンバランスが崩れます。 簡単にできる、ゆがみ矯正体操やバランスボールを取り入れてみましょう。 |
● ヨガで全身を整える 自律神経を整え、心とカラダの不調に効くポーズがいくつもあります。 毎日少しずつでも続けるとカラダが内側から変わってきます。ゆっくりと深呼吸すれば、リラックス効果も。 |
休 息
● バスタイムでリラックス アロマオイルを数滴たらして入浴し気分をリフレッシュしましょう。37〜40度くらいのぬるめのお湯で半身浴が効果的です。 緊張がほぐれ疲れも取れて、むくみもすっきり。 |
● 五感に気持ちのいいことをする いい香りをかぐ、マッサージをする、おいしいものを食べる、好きな音楽を聴く、気持ちがやすらぐものを見るなど、自分の好きなことをして心とカラダをリラックスモードに。 |
● 生活リズムを整える なるべく同じ時間に寝て同じ時間に起きる。自律神経を整えるホルモンの分泌は午後10時〜午前2時までに活発になるので、遅くても午前12時にはふとんに入りましょう。 |
ストレス
● 無理をしない 「これをしなければ」などと自分にプレッシャーをかけるのは避けましょう。 できない自分を責めてなおさら落ち込んでしまいます。 「これくらいで十分」と自分を認めてあげて。 |
● 思い切り甘やかす 自分の心やカラダに耳を傾け、欲望をあまり抑え込まないように。 好きなことだけしてのんびり過ごしてみる、時間を忘れさせてくれる趣味に没頭するなど、心にも栄養を。 |
● 楽しいことをイメージする くよくよ考えごとをすると、脳は緊張したまま。 少し悩みから離れて楽しいことをイメージし、穏やかな気持ちを呼び戻しましょう。 笑って過ごすことも免疫力がアップします。 |
こんなことは避けましょう・・・飲酒、寝不足、喫煙、塩分や砂糖の摂りすぎ
少しずつ取り入れて、習慣にするといいですね。
【次ページ】PMSがひどい場合は?