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基礎体温と栄養の関係
高温相にはビタミンやミネラルを消耗しやすい
監修: 医療法人社団フィーメールガーデン 理事長/女性ライフクリニック銀座 院長 対馬ルリ子
女性のカラダは、女性ホルモンの影響を受けながら、一定の周期で生理が繰り返されます。
排卵後から次の生理にかけての約2週間(基礎体温の高温相)は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響を受け、体調が不安定になりやすいため、いつもより意識して栄養を摂る必要があります。
高温相には、1日のエネルギー消費量(※)が増大するため、体内のビタミンやミネラルも不足しがちになると言われています。
ストレスやタバコなどの嗜好品を避け、意識してビタミンやミネラルの摂取をすることが必要です。
※エネルギー消費量=なにもせずに安静にしているとき、呼吸や脈拍、筋肉の維持など、生命を保つために必要な最低限のエネルギーのこと。

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忙しくても、しっかり栄養補給を

監修: スタジオ食代表 管理栄養士 牧野直子
まずは食品から栄養を摂ることを基本とし、1日3食、バランスのよい食事を心がけます。 たとえば、玄米、乳製品、レバー、大豆からビタミンB群を。海草や貝類からミネラルを摂るのもよいでしょう。
それでも毎日忙しくて、なかなか思うように栄養が摂れないとき、外食が続いたり、朝食を抜いてしまう人は、積極的にサプリメントなどを活用して上手に栄養バランスを整えましょう。
※生理は、正しくは「月経」といいます。ここでは、皆さんになじみのある「生理」をつかっています。
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